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アラフォー主婦デザイナーが転職のために使ったツールと転職活動について

アラフォーのミミです

ここ数ヶ月間、地道に転職活動をしていました。

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私の仕事内容は紙媒体のデザインがメインで(webデザインも少々やってます)フリーランスとして仕事を請け負っていました。が、契約上はフリーランスでも、月曜日から金曜日、定時までぴっちり仕事をするというほぼリモートワークのような位置付け。自分から仕事を取ってくるわけでもなく、ぬるま湯の宙ぶらりんなフリーランスデザイナーでした。

請負先の会社の状況を考えると、この契約はいつまでも続かないだろうと思っていたのですが、実際そうなりました。(長くなるので割愛)

そこでいざ転職と言っても、アラフォー主婦の腕は並程度の紙媒体メインのデザイナー、小学生の子供有りで休み多め(小学校の行事+夏休み等長期休暇+PTA役員)、残業絶対無理…この状況でデザイナー業界に転職先はあるのだろうか、という不安はかなりありましたが、何とか無事に転職先が決まりました。

転職活動はどのような事をしたか、現在の就職事情はどうなのかなど、私と同じような環境で転職をお考えの方に少しでもお役に立てればと思い、書きました。


【思考整理】マインドマップを作ってみる

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転職について考えていると…正社員は無理っぽい、派遣orフリーランスorパートタイマー、ランサーズorクラウドワークスorココナラ、職種変え→事務無理、販売員無理、講師無理…と思考が定まらず次第にマイナス思考になり、最後は「宝くじが当たれば解決」と現実逃避。。

そこで、マインドマップを作ることにしました。

マインドマップとは、簡単に言うと「思考・情報・発想の整理術」。以下の記事でマインドマップを取り上げていますのでご参考までに。

今日の学びアイコンマインドマップで自分の方向性を見つけよう!無料ツールで手軽に楽しく

頭の中がごちゃちゃしていると余計な不安が募ります。その交通渋滞した思考をすっきりさせるだけで、不安や迷いが減り、今後の方向性が見えてきます。闇雲に職探しをする前に一息置いて、マインドマップを作ってみる事をお勧めします。



【事前準備】ポートフォリオを作る

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転職活動を始めたばかりの頃、面接が決まってからポートフォリオを作ればいいかな〜とのんびり構えていたのですが、ある会社に応募したその日に即返信があり、ポートフォリオの提出を求められました。そして慌てて作った超荒削りのポートフォリオをお見せすることになり、かなり後悔しました。こんなことなら時間をかけて(少々自分を盛るくらいに)作るべきだった、と。

ポートフォリオを作成できるサイトはいくつかありますが、webの知識が乏しくても感覚的で短時間に作成できたのがAdobe portfolioでした。

Adobe portfolioについては以下の記事でご紹介しています。

Adobe Portfolioはwebの知識不要!簡単にポートフォリオが作れます

ただ、こちらはAdobe Creative Cloudのフォトグラフィプランまたはコンプリートプランに加入していなければならないこと、さらにクリエイター向けなのでややハードルが高く感じるかもしれません。

ですが、クリエイターでなくても素敵なポートフォリオが作成できるサイトがあります。

このブログのテーマデザインを作成したサルワカさんの作られた、webポートフォリオ「RESUME(レジュメ)」。私は転職先が決まった後にリリースされたので残念ながら転職活動には使えず。。

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RESUMEとは >> サルワカさんのnote「簡単に美しいポートフォリオを作成できるWebサービス「RESUME」をつくった」

RESUMEを使ってみる >> RESUME公式サイト(無料です)

RESUMEはコンセプト通り、クリエイターに限らず誰でも簡単に美しいポートフォリオを作ることができます。アラフォーともなると人生経験が豊富なので、中身の詰まったRESUMEができるのでは?自身の経歴のおさらいにもなるので、ぜひ作ってみてはいかがでしょう。

【求人情報なら】「indeed」がおすすめ

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今求人サイトって多いですよね。ですが、あちこち登録をして、それぞれ頻繁に来るメールを全て目に通すのはだんだん億劫になってくるんですよね。何より、情報量が多い割には希望案件が少ないと凹みます。希望条件をぐっと減らしても数件とか…モチベーション下がりまくりでメールを閉じます。。

そこでおすすめなのが「indeed」

indeedとは
求人サイトではなく、求人情報専門の検索エンジン。ネット上のあらゆる求人サイトや企業の採用ページなどから求人情報を収集・提供。応募は掲載元サイトから、またindeedのページからできる案件も有り。

indeedトップ画面

indeed >> https://jp.indeed.com/

求人情報専門の検索エンジンなので、キーワードを打ち込んで検索をするとヒット数が多く、求人サイトをあちこち見る手間が省けます。

indeedに登録をして、「メール受信設定」で希望の職種と勤務地、毎日配信or毎週配信を登録しておくと1日(または毎週)1回、希望案件に近いものをまとめて1件のメールで送ってくれます。私は職種を「グラフィックデザイン」「Webデザイン」で登録していたので2件のメールが届いていました。

メールはシンプルなテキスト表示で募集案件が分かりやすいです。下記の画像はIndeedから送られてきたスマホ版のメールで、募集タイトル・会社名・給料・時給等が羅列されています。PCだと仕事内容まで表示されます。

indeedメール画面

中には関係のない案件も混じっていたりするのでそれはスルーしましょう。(登録したキーワード(例えばデザイン、Webなど)を検索エンジンが拾って表示しているようです)

indeedに登録をすると履歴書・職務履歴書も作成できるので、少々面倒ですが作っておくと後々応募が楽になります。


求人案内はくまなく読み込んで、意図を汲み取る

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求人案内を読んでいると、やたらと「!」の付いている元気な文章、会社アピールが長い、疑問の余地を1mmも与えないほどきっちりと案内…など、求人案内にそれぞれ会社のカラーが出ているように思います。じっくり読み込んで、先方の裏の意図も汲み取っておくと、いざ面接に行って話を聞いてみて「なんか違った」というギャップが減るかと思います。

求人案内のここをチェック!

・会社アピール
会社の実績や社内の雰囲気などアピールポイントが書かれていますが、アラフォー注意ワードが潜んでいます。「若手活躍中!」→若手が欲しい、「社員旅行は海外!」→子供を置いて長期旅行は困難極まる(経験談…)など。

・雇用形態
募集しているのは正社員パート・アルバイト派遣社員かをまずは確認。正社員募集としてあってもパート枠がある場合も稀にあります。(実際にありました)どうしても気になった会社は問い合わせをしてみるのが良いかと。

・募集背景
「スタッフ欠員のため」→急募案件。引き継ぎ等が発生する可能性有り。
「事業拡張のため」→多数募集。経験無しでもOKの場合有り。
「現在の体制を良くしたい」→緩募。良い人材がいたら採用。
すべて当てはまる訳ではないですが、このようなパターンが多いです。

・仕事内容
書いてある内容が理解できればOK。「〜のスキルのある方」の「〜」は必須条件。「未経験でも歓迎!」というのは給与面が底辺スタートになることを覚悟しましょう。

・給与
「経験・能力を考慮」の一文があるかチェック。ここを評価してくれるか否で給与面に差がつきます。また、会社の規模によって多少異なりますが、どの程度のレベルの人材を必要としているかの目安にもなります。

・勤務時間
「月◯時間程度残業有り」の場合、「◯」の時間が少なくても必ず残業はあると思ってください。

・その他
福利厚生・諸手当(交通費など)・休日、休暇などは要確認。


求人案内を一通り読み込んだら、その会社のホームページを見ることを忘れずに!どのような会社かダイレクトに知ることができます。


意外にも、面接をすると視野が広がる

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面接というと自分をどのように評価されるのか緊張してしまいますが、こちらも先方を評価することのできる貴重な時間です。ここはアラフォーのしぶとく生き抜いてきた度胸の見せ所。極力、緊張などしてませんオーラを出しましょう。実際、そんなに緊張しなくなってはいますが…

面接で会社側として知りたいのは、こちらの正確な情報(人格的なことやスキル・希望条件等)なので、変に裏を読んだり気構えず、正直に答えるのが一番ですね。それでお互い条件が合わなかったら、縁がなかったと思って次にトライしましょう。

私は採用に到るまで3つの会社と面接を行いましたが、こんな仕事があるんだな、こんなやり方をしているんだなと勉強になることが多く、自分の視野も広がりました。これは想定外でした。面接、どんどん行きましょう!

面接は会社によって多種多様です。経験談を参考までに載せましたが、興味のない方は飛ばしてください。

case1:レベルが高すぎた
面接場所がホテルのラウンジだったA社。高級コーヒーを頂きならが意識高そうな(実際高い)30代社長面接。かなりの切れ者。そしておそらくこの辺りの業界ではトップクラスに入る会社。自社の現状を細かいところまで話していただいて、こちらの質問には即回答、その場で解決。条件も仕事のクオリティも高く、社長の話からも勉強になることが多かったので、是非とも採用していただきたかったのですが、その後課題を出されてあえなく落選。。さすがにレベルが高すぎました。納得の敗北…
case2:音信不通
面接場所がコメダだったB社も社長対応。お店へ入るなりこちらの承諾を得ずに喫煙席へ。今どき珍しいなと驚き隠せず。自社の仕事内容の話をしていたと思ったら、いつの間にか私が入社後の話になっていて「これ採用ってこと?」と思いきや、デザインのレベルは全く問題ないと言いつつ課題を提出してほしいという話に。課題の見本よりクオリティを上げて(私の感覚がおかしくなければ)提出しましたが、その後音信不通。その前に課題についてメールで質問をしても返信がなかったので少し嫌な予感はしていましたが、、未だ返答なし。最初から最後まで謎。時間を返して。
case3:フィーリング大事
面接会場は会社事務所で行われたC社。社長と採用担当の方二人と面接。自社の仕事内容の説明の後、私のポートフォリオを見ながら、どうやって案を出したのか等細かいところまで聞かれました。一通り仕事の話が終わり、「何か質問はありますか」とのこと。事務所に入るなりずっと気になっていた棚に置いてあるQUEENのDVDについて質問「QUEENお好きですか?」から始まり、その後Rollyの話にまでなり「Rollyはいい奴だぞ」との社長の一言に気を良くして、30分近く盛り上がって(私だけ?)気分良く帰宅。その後、その会社に就職が決まりました。お互いの条件を噛み合わせ、1年間は外部デザイナーとしてフリーランスですが。

※QUEENとRollyについては以下で熱く語らせていただいています…

今日の学びアイコンファンになる心理をタイプ別で追求してみた。QUEENからジョブズ、サルワカさんなど

アラフォーの需要は思ったより多い

You can do it!イメージ画

面接時に言われて印象に残っているのが「年齢よりも今までの実績が大事です」(上記でご紹介した切れ者社長談。不採用でしたが)

今回転職活動をして感じたのが、業種によるところはあるかもしれませんが、経験や実績を積んでいる人材を欲しいという企業は思ったよりも多いということです。若手を採用したい会社ももちろん多いのですが、キャリア豊富な人材が不足しているように思います。

アラフォーの方で年齢や希望条件を気にして転職を躊躇しているなら、少し自信を持って、客観的に周りを見てみてはどうかなと思います。あなたのキャリアを求めている会社があるのでは?


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