ミミです
ということで、『ぐりとぐら』のパンケーキ(カステラ)を作ってみました。
「ぐりとぐらパンケーキレシピ」「ぐりとぐらカステラレシピ」で検索すると、色々なサイトでレシピが紹介されていますが、ここはあえて『ぐりとぐら』の出版社、福音館書店さんで紹介されていたレシピを参考にさせていただきました。
>>「ぐりとぐら」のカステラを作ろう!(引用/福音館書店さんHPより)
カステラとパンケーキの違いって?
カステラ…《〈ポルトガル〉pâo de Castelhaから。カスティーリャのパンの意》小麦粉・鶏卵・砂糖などをまぜて焼いた菓子。室町末期にポルトガル人が長崎に伝えた。カステーラ。
パンケーキ…小麦粉に卵・牛乳などを加えて平たく焼いたケーキ。親油性の乳液に粉おしろいをまぜてケーキ状に固めたファンデーション。商標名。
(出典:デジタル大辞泉/小学館)
しょっぱなから本題から脱線してすみません。今回記事を書くにあたり、とても悩みましたので…
私としては長方形で少し固めなのがカステラ、丸くてふわふわしたのがパンケーキという認識だったので、絵本の中には「かすてら」とはっきり書かれていますが、実はパンケーキじゃないかと疑って(?)いました。
で、実際のところ、カステラとパンケーキの明確な線引きはないみたいなんですね。
…と、何をカステラとパンケーキでぐだぐだ悩んでいたのかと言いますと、記事タイトルをどうしようかと。
現代っ子には(私は昭和生まれのアラフォーですが)カステラよりもパンケーキの呼び名の方がしっくりくるのでは?と、調べてみると「ぐりとぐらのカステラ」より「ぐりとぐらのパンケーキ」と検索される方が多い…ということで、こちらでは「かすてら」を「パンケーキ」として紹介させていただいています。
長々とした前置きをすみません。
ぐりとぐらのパンケーキを作ろう
スキレットを使う
『ぐりとぐら』のパンケーキに近づけるためにまずは見た目が重要!ということで、登場するのがスキレット。
スキレットとは鋳鉄製のフライパン。温度がゆっくりと均等に伝わり、保温性に優れています。見た目の可愛らしさや、料理を乗せた時のオシャレ感で人気のキッチンアイテム。
ただこのスキレット、毎回のお手入れが面倒なのが難点。
>>「スキレットお手入れ方法」(引用/pacomaさんHPより)
私のようなものぐささんは、まずはお安いスキレットの購入をおすすめします。最初から高価なものを購入してしまうと、お手入れ方法のプレッシャーに負けます…。
今回使用したのはダイソーで200円(税別)にて購入したスキレット。この値段なら多少お手入れ法を失敗しても気が咎めないので、庶民代表の私としては使いやすい代物。
探せば他にもお値打ちなスキレットはあ流ので、スキレットビギナーさんは、しばらくお手頃価格のものを使ってみて、使いこなせそうだと思ったら、こだわりのスキレットを検討してみてはいかがでしょう。
パンケーキ材料と作り方
【材料】
・スキレット(Sサイズ/内径130mm・深さ22mm)×2個
・全卵…2個、卵黄…1個分
・グラニュー糖…65g
・薄力粉…65g
・牛乳…大さじ1
・無塩バター…15g
(・ケーキシロップ…適宜)
【作り方】
- STEP.1卵とグラニュー糖をボウルに入れ、白っぽく、もったりするまで混ぜる。ハンドミキサーをお持ちの方はぜひ使いましょう。ここできめ細かく混ぜておくと仕上がりがきれいです。(私は泡立て器でひたすら混ぜましたが…やはり仕上がりが粗い。。手作り感は増しますが)
- STEP.2
牛乳とバターをレンジで30秒ほどあたためます。バターが溶けたらSTEP.1に入れ、ヘラでふんわり混ぜます。
- STEP.3
ふるった小麦粉をSTEP.2に入れ、泡立て器でさっくりふんわり混ぜたら、型に入れます。型を少し高いところから落として中の空気を抜きます。
- STEP.4
STEP.3をオーブンに入れ、170℃で40分焼きます。焦げ目がつき過ぎならアルミホイルを被せてください。
- 完成!
ポイントはケーキシロップ
絵本と比べてみると、まあ…少々焦げすぎではありますが、出来映えにはテンション上がりました。
味の方はというと、一言、素朴。
そして、このどっしりとした食感や風味は、パンケーキというよりカステラですね。すみません、やっぱりカステラを作っていました。しれっと…
甘さが少し物足りなかったので、ケーキシロップ(メープルシロップでも良いかと)をたっぷりと浸したら底の生地が少し固まって、カステラのザラメ部分みたいになって美味しさアップ!これはおすすめです。
最後に
焼いている時はとてもいいにおいがして、家の中がほんのり甘い香り。
出来立てをテーブルに並べ、家族でスキレットをつつきながら食べるのは、絵本の中のようなシンプルな幸福感を味わいました。。
予定のない休日はお菓子を作って、ぐりとぐらのようなのんびりとした幸せなひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。