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映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てQUEENをもっと知りたくなった方へ

ミミです

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て(観なくても)QUEENについてもっと知りたい!という方にお届けします。

フレディを崇めて20数年…という長年のQUEENファンではありますが、QUEENを知ったのはフレディが亡くなった後のこと。なので、学生だった当時、インターネットはまだ普及していなくて(歳がばれる)雑誌や書籍などを読み漁り、地道なファン活動をしていました。

そんなQUEENファンの私ですがようやく先日、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました!(追記:再度観てきました。観れば観るほど泣けてくるという不思議…)

映画「ボヘミアン・ラプソディ」とは、ロックバンドQUEENのボーカル、フレディ・マーキュリーの45年の生涯を描いた作品。

参照/映画『ボヘミアン・ラプソディ』:Twentieth Century Fox Film Corporation

オープニングで20世紀フォックスのロゴが出て「♪ちゃっちゃら〜」というファンファーレが、QUEENのブライアン・メイ(ギター)とロジャー・テイラー(ドラム)という演出にすでに胸アツ。エンドロールはやはり『The Show Must Go On』。そうだよね…この歌だよね、と感極まりました。

内容は事実とは異なる部分がいくつかあったり、フレディ役のラミ・マレックの出っ歯ぶりは少しやりすぎじゃないか、など気になる点はありましたが全体的な感想としては満足です。

何より映画館の大音量で数々のQUEENの楽曲が聴けたのは興奮しましたね〜。あとブライアンとジョン・ディーコン(ベース)の役者さんが神がかっているかのように激似というのも見どころ。

そして映画の反応をTwitterなどの書き込みを読んでいたのですが、「今まであまり知らなかったけどQUEENが好きになった」というコメントが結構多いなと感じました。

そこで、QUEENをもっとよく知りたい!という方に参考になりそうなものをいくつかご紹介したいと思います。




映画を観た後は…やはりこの映像を観よう!

映画ではメインともなっていた「ライヴ・エイド」。後にフレディがインタビューで「ライヴ・エイドが僕らのターニングポイントだった」とも言っています。

実際、フレディが自身がエイズだと知ったのはライヴ・エイドよりも後の話ですが(診断を受けたのは日本へ最後のお忍び旅行帰国後だったとも言われています)、映画的にはこの流れで良かったかなと。

映画のライヴシーンでは本物のQUEENが演奏している姿に見えてくるほど感極まります。

圧巻のQUEEN「ライヴ・エイド」の映像をぜひ!

実際の映像と映画でのシーンを比較している動画もありました。映画版、俳優さんだけでなくセットなどもとても細部にまでこだわっていることが感じられます。

フレディ伝説〜其の壱〜

フレディの『We Are the Champions』のアカペラ版もぜひご視聴ください。歌唱力もさることながら、美しい歌声は鳥肌ものです。

We Are the Champions/収録アルバム『世界に捧ぐ』

『ボヘミアン・ラプソディ』和訳を知りたい!

この曲を初めて聴いたときの衝撃。歌詞を読んでさらに衝撃。フレディの頭の中身をのぞいてみたいと切に思いました。

下記の映像は親切な和訳入りです。さりげなくコードも入っています。

映画で『ボヘミアン・ラプソディ』収録中、何度もダメだしを出されたロジャーが「ガリレオって誰?!」とお怒りでしたね。笑。で、ガリレオって…?

Bohemian Rhapsody/収録アルバム『オペラ座の夜』

フレディ伝説〜其の弐〜

親日家のフレディー。日本語の歌詞もある『Teo Torriatte』はとても美しい楽曲!日本のツアーでよく演奏されていました。

Teo Torriatte/収録アルバム『華麗なるレース』




QUEENのライブDVD・Blu-rayおすすめは?

QUEENは楽曲の素晴らしさはもちろんですが、フレディのライブパフォーマンスはとにかく魅力的。きっと生まれながらにしてのショーマンなんでしょうね。偉そうに言ってますが実物をこの目で見たことはありません…涙。ライブ映像はYouTube等で観ることもできますが、購入して損はないはず。

「ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム」

QUEENのライブの中でも最高だと言われているウェンブリー・スタジアムのライブ。

伝説の証 ~ロック・モントリオール1981&ライヴ・エイド

こちらはモントリオールでのライブとさらにライヴ・エイドの映像も入っていてお得。

フレディ伝説〜其の参〜

世間をざわつかせたフレディ(QUEEN)の女装PVは『 I want to break free 』だけではありません。何かと批判もあるようですが、私は好きですよ、フレディの女装。。

フレディがカバーしたザ・プラターズの『 The Great Pretender 』PVで女装フレディが見られます。しかもロジャーも!赤毛がフレディで金髪がロジャーです。メーキング動画を見ましたが、なんだかみんな楽しそう〜。

 

QUEENのアルバムおすすめは…

まずはアルバムを一覧でご紹介。

QUEENアルバム一覧

(ライヴ版、グレイテストヒッツ除く)※画像をクリックするとAmazonに飛びます。

  • 戦慄の王女 – Queen (1973年)
  • クイーン II – Queen II (1974年)
  • シアー・ハート・アタック – Sheer Heart Attack (1974年)
  • オペラ座の夜 – A Night at the Opera (1975年)
  • 華麗なるレース – A Day at the Races (1976年)
  • 世界に捧ぐ – News of the World (1977年)
  • ジャズ – Jazz (1978年)
  • ザ・ゲーム – The Game (1980年)
  • フラッシュ・ゴードン – Flash Gordon (1980年)
  • グレイテスト・ヒッツ- Greatest Hits
  • ホット・スペース – Hot Space (1982年)
  • ザ・ワークス – The Works (1984年)
  • カインド・オブ・マジック – A Kind of Magic (1986年)
  • ザ・ミラクル – The Miracle (1989年)
  • イニュエンドウ – Innuendo (1991年)
  • メイド・イン・ヘヴン – Made in Heaven (1995年)


QUEENのおすすめアルバム

おすすめアルバム…難しい。。ほぼどれもおすすめなので。

QUEENは前期・後期と大きくサウンドが変わっていて、前期には前期の、後期には後期の良さがあります。

どこから手をつけて良いのか分からない!のであれば、ちょっと邪道ですが、まずはベスト盤を聴いてみてはどうでしょう。

QUEENのグレイテストヒッツは1〜3まであり、グレイテスト・ヒッツⅠは前期、グレイテスト・ヒッツⅡは後期、グレイテスト・ヒッツⅢはフレディの追悼盤となっていて、初心者には選びやすい。ただしVol.3はQUEEN以外(メンバーのソロや他のアーティスト)のナンバーもあり初心者向けではないかも。

そしてなんと上記のアルバム3枚組がセットになった『The Platinum Collection』があります。まさにプレミアム。

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ただ、シングルカットされていない名曲がアルバムの中に隠れているので、ベスト盤だけおすすめするのは気が引けます。。QUEENを突き詰めたいなら、時間をかけてでも全部買おう!

映画を観てからマイベストになったアルバム

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QUEENとして最後のアルバム『 Made in Heaven 』。

実はこの『 Made in Heaven 』はなかなか聴くことができなかった。QUEEN最後のアルバムだと思うと、どこか否定したい気持ちがあったかと思うのですが。

映画を観終わって、改めてフレディの死を受け入れて『 Made in Heaven 』を聴くと、今更ながらですが本当に素晴らしいアルバムでした…

死が迫っている人とは思えない、フレディのとても清んだ力強い声量、メンバーとの一体感。QUEENの新たな可能性を感じずにはいられない部分は残念でなりませんが、このアルバムは特別な一枚。

『 Made in Heaven 』は、QUEENをある程度聴き込んでから、改めて聴いてほしいアルバムです。ヘッドフォンをしてボリュームを上げて、フレディの声を聴いてほしい。

映画の余韻に浸りたい方は…

思う存分浸ってください。

QUEEN年表

フレディ誕生からフレディ没後追悼コンサートまでを年表にしてみました。下記の「QUEEN年表」をクリックして下さい。注)気合い入りまくりで長いです…

  • 1946年
    9月5日/フレディ・マーキュリー(本名フレデリック・バルサラ)誕生。アフリカ東海岸の島ザンジバルにて。
  • 1956〜59年
     インドに移住。3年後、イギリスに渡る。
  • 1970年
    以前より親密な間柄になっていたブライアンとロジャーとバンドを結成、QUEENが誕生。翌年、オーディションによりジョンが加入。
  • 1972年
    11月/トライデント社とマネージメント契約
  • 1973年
    4月/イギリスEMIとレコーディング契約

    7月/デビューアルバム『戦慄の女王』発表

  • 1974年
     3月/『クイーンⅡ』発表

    11月/『シアー・ハート・アタック』発表
     

  • 1975年
    2月/全米ツアー

    4月19日〜5月1日/初来日ツアー。東京、愛知、神戸、福岡、岡山、静岡、横浜

    8月/トライデント社と契約解消。クイーン・プロダクション設立

    11月/『オペラ座の夜』発表

  • 1976年
    1月/全米ツアー

    3月22日〜4月4日/2度目の来日ツアー。愛知、愛媛、福岡、大阪、東京、宮城

    11月/『華麗なるレース』発表

  • 1977年
    1月/全米ツアー

    5月/ヨーロッパ・全英ツアー

    11月/『世界に捧ぐ』発表

    11月/全米ツアー

  • 1978年
    1月/クイーン・マネジメントを独立。自分たちで運営していくこと公表。

    10月/全米ツアー

    11月/『ジャズ』発表

  • 1979年
    1月/ヨーロッパツアー

    4月13日〜5月6日/3度目の来日ツアー。東京、大阪、金沢、神戸、愛知、福岡、山口、札幌

    6月/『ライヴ・キラーズ』発表

  • 1980年
    6月/全米ツアー

    6月/『ザ・ゲーム』発表

    12月/『フラッシュ・ゴードン』サウンド・トラック盤発表

    12月/全英ツアー

  • 1981年
    2月12日〜18日/4度目の来日ツアー。機材の関係上、東京のみ公演

    9月/中南米ツアー

    11月/『グレイテスト・ヒッツ』発表

  • 1982年
    4月/『ホット・スペース』発表

    4月/ヨーロッパツアー

    7月/全米ツアー

    10月19日〜11月3日/4度目の来日ツアー。福岡、兵庫、愛知、北海道、東京

  • 1984年
    3月/『ザ・ワークス』発表

    8月/ヨーロッパツアー

  • 1985年
    1月/ブラジルで開催された「ロック・イン・リオ」で2日間メイン・アクトを務め、30万人を魅了。

    4月/フレディのソロ・シングル『Born To Love You』発表

    5月8日〜15日/6度目の来日ツアー。東京、愛知、大阪

    5月/フレディのソロ・アルバム『MR.バッド・ガイ』発表

    7月/ウェンブリー・スタジアムで開催された「ライヴ・エイド」に出演し、大絶賛を受ける。

  • 1986年
    6月/ヨーロッパツアー

    6月/『カインド・オブ・マジック』発表

    7月/ロンドン、ウェンブリー・スタジアムでコンサート。後にこの公演がライブレコーディングされた。

    12月/『ライブ・マジック』発表

  • 1987年
    11月/フレディ、オペラ歌手モンセラート・カバリエと共演したシングル『バルセロナ』発表
  • 10月/フレディ、アルバム『バルセロナ』発表
  • 1989年
    6月/『ザ・ミラクル』発表 このアルバムに伴うツアーは行わないことも発表される。
  • 1991年
    1月/『イニュエンドウ』発表

    11月/『グレイテスト・ヒッツVol.2』発表

    11月23日/フレディがエイズに感染していることをオフィシャルで発表。

    11月24日/フレディ、ケンジントンの自宅で他界。 享年45才。

  • 1992年
    4月20日/ウェンブリー・スタジアムでフレディ・マーキュリー追悼コンサートが行われる。
  • 1995年
    11月/『メイド・イン・ヘブン』発表 生前のフレディの録音音源を用いたアルバム。
  • 2001年
    3月/QUEEN「ロックの殿堂」入りを果たす。

フレディ伝説〜其の四〜

フレディの歌声について研究された動画がこちら。

難しいことはよく分かりませんでしたが、、要は天才的ということですね。ハイ。

『Another one bites the dust』をあのように歌えるシンガーは他にはなかなかいないのでは。息の抜くところとか最高にしびれます。

 




最後に

今なお、いろいろな人たちに影響を与え続けているQUEEN。

フレディは亡くなってしまいましたが、その影響力というものはいつまでも続いていくと思っています。

まさに伝説のロックバンドQUEEN。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の影響もあり、QUEENファンの方が増えていることを嬉しく思います。

Somebody to Love/収録アルバム『華麗なるレース』




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