ミミ
ぼうや
とにかくおしゃれ!「とびだす絵本 おもちゃばこ」
出典:とびだす絵本 おもちゃばこ(ジェラール・ロ・モナコ 作・うちださやこ 訳)/アノニマ・スタジオ
ページを開くと、いろいろな乗り物や動物のおもちゃたちが立体となって飛び出してきます。
とびだす絵本「おもちゃばこ」はフランスの絵本で、配色やイラストはやはりお洒落です。
どこか懐かしく感じるレトロな雰囲気、丁寧に切り抜かれたイラスト、文字の入れる場所も考慮したメリハリのあるレイアウト…ずっと眺めていたくなります。
また、おもちゃにはちょっとした仕掛けなどもあり、1ページ1ページがワクワクします。
この絵本がまさにおもちゃ箱。
プレゼントとして、子供または絵本好きなおしゃれママにも喜ばれる絵本です。
動く絵本!「ワイルド しかけ絵本」
出典:ワイルド しかけ絵本(キャロル ・カウフマン、ダン ・ケイネン 作、きた なおこ 訳)/大日本絵画
「ワイルド しかけ絵本」は、特殊技術により本を動かすと写真の動物たちがまるで動画のように動きます。
動きがとてもなめらかでリアリティがあり、絵本の中にテレビ画面が付いているような感じです。子供よりむしろ大人が、この絵本の精度の高さに感動するのではないでしょうか。
「ワイルド しかけ絵本」で紹介されているのは絶滅危惧種の動物たちです。
絶滅危惧種の野生動物に、私たちが知っているほとんどの動物たちが指定されてることをご存知でしょうか?ゾウ、カバ、トラ、ヒョウ、シマウマ…等。
絶滅の危機に瀕している動物たちの現状、なぜそうなってしまったのか、どうすればいいか、などを親子で考えるきっかけになるといいですね。
動くしかけ絵本シリーズは他にもサファリ、オーシャン、ジャングルなどが出版されているので、特に動物好きな子供にはおすすめの絵本です。
描いちゃっていいの?「らくがき絵本 五味太郎50%」
出典:らくがき絵本 五味太郎50%(五味太郎 作)/ブロンズ新社
「らくがき絵本 五味太郎50%」の50%というのは、五味太郎さんが半分描いて、半分は自分たちで描いて完成させるから50%。タイトルにも五味太郎さんらしい遊び心がありますね。たっぷり368ページ、らくがきを思う存分描き込めます。
各ページにはお題があり、「でこぼこみちです」「これはおしりです」「大噴火しましょう」「となりに変な人を座らせてみましょう」など。このお題を見るだけでも想像力が刺激されますね。
絵を描く練習というものではなく、楽しんで描くということを教えてくれる絵本だと思います。
368ページもあるので完成させるには時間がかかりますが、子供の成長とともに絵の変化や発想の違いなどを比べるて見るのも楽しいですね。
子供だけではなく大人もハマってしまった、という方も多いみたいです。子供も大人も「らくがき」には魅力を感じるのですね〜。
「らくがく絵本」シリーズはたくさん出版されています。小型版もありますが、プレゼントとして選ぶなら「らくがき絵本 五味太郎50%」「らくがき絵本PART2 五味太郎25%」のボリュームがおすすめです。
最後に
絵本をプレゼントされるというのは嬉しいものです。
以前、自分だったら買わないかな〜という絵本を頂いたのですが、その後その絵本が大好きになりました。
絵本に「ハズレ」はないのかもしれません。
プレゼント絵本を探されているなら、今回ご紹介した絵本を参考にしていただけると嬉しいのですが、まずは自分の好きな絵本を贈るが一番だと思います。
素敵なプレゼント絵本が見つかるといいですね♪